気に入って飼ったのに
犬を飼うって大変なことです。

家族が一人増えるということは、食費・医療費・保険・洋服・ドッグラン代・・・・
移動も車が多くなるので、ガソリン代や高速代。。。。
とにかく金銭面は当然ですが負担はかかります。
ただ、お金では買えない楽しさや愛らしさや、
笑顔や温かさを犬たちから受けることが出来るのですから、きっと納得できることなのでしょうね。

しかし、いざ飼ってみると???

あれ、違う?こんな、はずじゃなかった?とか理由はいっぱいあるでしょう。
こんなになるなら飼わなければよかった〜と後悔することもあるのでしょう。
だからといって、飼育放棄や捨て犬、虐待、、、、は、おかしな話です。

初めて仔犬を見たとき、そんなことを考えなかったでしょう。
お店の店員さんも薦めてくれたし・・・・。
飼うなら、この犬種!と決めていたりとか・・・・。

理由はどうであれ
飼われたのはご自身を含むご家族全員の同意があったはず。
もしくは貴方自身が決断されたことですよね。

ワンコたちにも本当は飼主を選ぶ権利があるのでしょうが、
それを伝えるすべを犬たちは持っていません。
当然、飼主となる方に選ばれし犬たちなんです。

ですから、その責任とは、「終生、愛情を持って飼育し続ける。」という一言なんです。

パピーから10数年の生涯を、温かく迎えてくれた飼主とともに暮らし、
共に楽しみ、笑い、泣き、悩み、格闘し、天寿を全うすることが、犬の生涯です。

もちろん病気をしたり怪我をしたり、問題行動を起こしたり、
飼主を悩ませることはいっぱいあるかもしれません。
でも、その犬は貴方に選ばれ、貴方の意思で、家族として迎えたことに変りはありません。
人の生涯と同じように、楽しいことばかりではないことも、ご承知いただけると思います。

しかし、その犬と暮らして、楽しいことも、いっぱいあるんです。
そのためにも、愛犬をきちんと正しい方向に向かわせるための躾をし、
問題行動を起こさせないのも飼主のマナーとして必須なことです。
その行動こそが犬との暮らしを円満に導くことになるんです。

初心に・・・・ということは、初めて迎えたときの気持ちを持ち続けて飼育をすることなんです。

人には言えない理由があって、悩んだ末の行動を・・・という方もいらっしゃると思いますが、
まず相談してください。どうすることが、飼主にとって、飼われている犬にとって、ベストな答うなのか。


(サクラパパ記:2009/03/04)

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