できれば実態を知って欲しい
犬を飼うって大変なことです。

フード代、オヤツ代、トイレシーツといった日常品からトリミングやシャンプーカット代。。。。。
病院代、ワクチン代、フィラリアの期間投薬、動物健康保険。
もちろん旅行に行くときも連れて行けばペットの分。預けていけばペットホテル代。

日課の散歩やかかる手間、、、、時間とお金、すべてかかりますよね。

でも飼う時、そんなこと判っていたはずですよね。
なんか寂しい話の記事ですが、知っておいてください。

保護収容動物検索サイト≪全国自治体≫http://www.jawn.go.jp/cgi-bin/search_maigo.cgi

このサイトを毎日チェックすることが日課になりつつあります。
2009/09/18 この日は143件が掲載≪登録自治体のみ≫されていました。
そう143頭のワンコたちが何らかの理由で保護されています。
知らなければよかった情報なのかもしれません。

この子たちはおおよそ1週間から10日間、保護センターの預かり施設で暮らします。
そして各地でセンター主導や譲渡団体によって里親募集に移動していきます。
しかしそれは一部のワンコたちで、大半が殺処分ということになってしまいます。

この保護収容の場合は一定期間情報が公開されるのですが、TVでも取り上げられたことがあるように、飼主自ら処分を依頼しに連れてくる場合はもちろん情報公開にはのりません。
この子たちは今のオーナーに「もう、いらない」とか「もう面倒見れない」とか、、、何らかの理由で連れてこられます。そしてこの子達の情報は公開されることはありません。

もちろん人を噛んでしまったり、威嚇性がどうしても消えない子達は、どうしようもないかもしれませんが、病気なら治療費の問題だろうし、住宅関連ならペット不可への引越しだったり、家族の中で介護が必要になって飼育継続ができなかったり、、、、理由はいっぱいあると思います。

そういう我が家だって同じ立場にたったらどうするの?って問いかけます。

でも、きっと、、、、引き継いでくれる方を必死に探して、お願いをして、、、
その子たちの将来が託せたら、自分のことを考えると。。。。。
直面したら、そんな余裕はないかも! あなたの考えは甘い!って思われるかも。
でも、そう信じていたい。

そして多くの方々が同じ気持ちでいて欲しい。

ジャックラッセルテリアの場合、本来、狩猟犬という位置づけから、抜群の機敏性と瞬発力、忍耐力、執着性を持ち備えています。徐々に家庭犬というレベルに到達しつつあるも、それまでの過程は多くのトレーナーも悩むように、何歳になっても積み重ねるトレーニングは必要だし、躾のレベルもどちたかというと高い意識付けが必要と感じています。
オーナーの脅威で押さえ込む場合もありますが、頭脳明晰といわれる賢いジャック達はキチンと服従を示して理解をする犬種です。アマアマなトレーニングとは違い、虐待?って取られる方もいらっしゃるとは思いますが、どうしてもそこまでしなければ到達しない場合もあります。
すべては我が愛犬のため。。。飼主も涙をのんで取り組んでいる場合にも遭遇します。
そんなジャックですが主従関係が出来上がると、これほど楽しい相手はいないでしょう。
愛玩犬のように甘えることも、スポーツ系での飛躍も、、、すべてがオーナーと一心同体となる。

各人各様に、最終地点のイメージは異なるでしょうが、1頭のワンを育てるという気持ちは一緒。
素敵なジャックを育てる!素敵なオーナーになってください。

(サクラパパ記:2009/09/18)

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